100%文系が統計学の入門書を読んでみた結果①
ビッグデータだのデータマイニングなど、データ分析的なジャンルがいちばんホットであると叫ばれて久しい昨今。
正直数学はめちゃくちゃ苦手です。
大学受験でも数学ができず国公立を挫折した口なのですが、なぜか文系なのに数学必修の学部だったので、数学の単位は全出席テスト点数はギリギリでクリアするレベルでした。(本当に先生が神でよかった)
そんな完全文系な僕もちょっとデータ分析とかもはや「一般教養レベルっしょ」との東洋経済とかダイヤモンドとかのプレッシャーを感じ本屋に駆け込みました。
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、チョイスしたのがこの本。
きょう読みきれなかったのですが、がんばれば半日ぐらいで読めそうなボリュームです。
ちなみに本をチョイスする時に参考にさせていただいたのが
初学者向け、統計学を学ぶための入門本・書籍 20選 - 不動産実務TIPS
こちらのサイト。
これ以外のみいろいろ紹介されいる記事などもざらーっとみました
こちらのまとめ。
最初は
最初こちらの本にしようかと思ったのですが、立ち読みした感じだと統計学で使用される基本的手法や公式てきなものが分かりやすく解説されてる内容でした。
が、本当の本当に初心者なので、最初はメンタル・考え方から入ろうということで今回この「統計学は~」を選びましたが、統計学云々の前にかなりエンタメ性の高い読み物です。
用語解説なども後半を中心にところどころでてくるのですが、どちらかというと統計とはなにか、どのように統計学は成り立ちどのようにして有益であるのか。という内容がメインです。
そして、まぁ面白い。100%文系の僕なので数字とかでてくると若干気が遠くなり失神しそうになるのですが、飛ばしてよんでも大筋はわかります。
特にグッと来たフレーズを引用させていただきます。
解析はそれ自体価値があるものではなく、それを活かして何を行い、どれだけの価値を得られそうなのかによって異なる。(第2章 55p サンプリングが情報コストを激減させる )
実際にどのように分析するかというよりも、分析の目的はなんであるか、ビジネスに対して有益な分析であるにはどのような視点を持つべきかというな解説がなされており、非常に参考になります。
実際、今回僕がこの本に興味をもったのも、仕事でちょっとしたリサーチを外部の会社さんに依頼することになったからなのですが、依頼する側としてもただなんとなく調査してもらうのではなく、得られる情報を使用することでいかに利益に寄与するかをゴールとする目線が持てたのでめちゃよかったです。
そんな意識をもつことができたので、とりあえず同じように全然文系だけどマーケティングとかリサーチとかちょっと絡まなきゃいけない。そんな人は読むべき1冊だと思います。(とかいいながら読了していないので、とりあえず読み切ります)
6月8日はじめてのことをしてみる
・・・「統計学が最強の学問である」を読んでみた