イスラエル4泊5日弾丸ツアー(その⑨:「最後の晩餐」の部屋に行ってみた)
前回イエスの足取りをたどるヴィア・ドロローサ巡りを しましたが
omoebatokunikitamonda.hatenablog.com
今回はそれ以外の、エルサレム観光スポットです。
南東側に位置しています。
エルサレムold city界隈をぐるぐるしましたが、
外周が約4km強あり、高低差もあるので、けっこうしんどいです。
エルサレムに行く時は歩きやすい靴をおすすめします。
エルサレムで最もメジャーな観光スポットと言っていいでしょう。
もともとは神殿の外壁だったものですが、神殿が壊され
壁だけ残っているものらしいです。このあたりに来ると本当に
宗教とか歴史の勉強の足りなさを反省します。
とりあえずはユダヤ教にとっての聖地。
男性は左側、女性は右側です。椅子や聖書が置いてあります。
細かい作法は良くわからないので、周りの人を見ながら見よう見まねで。
海外に行くと、どの宗教にしろ、祈りのガチさが日本のそれとは段違いですが
その中でも、ここはかなりシリアス度の高い感じでした。
邪魔しないように壁に触ってきました。
壁から離れる時は、後ろずさりながらみなさんかえってました。
後からぐぐったところ、背中を向けるのが不敬にあたるようなので、
適当なところまでは後ろ向きに下がるのが良い様です。
今度はイスラム教の聖地です。
こちらの記事でもあるように、かなり行き方が分かりにくいので要注意。
場所としては、嘆きの壁のすぐ横の橋から入る必要があります。
ドームの裏手側から入ろうとしたらしっかり規制されてたので、
入れませんでした。
(地元の方は別の入口からも入ってたので、行けると思ったら行けなかった)
入口はこんな感じです。
不思議な小屋的な場所で荷物チェックを通り、橋を渡ります。
なに待ちかわかりませんが30分ぐらい、橋の上で待機しました。
予定通りの時間に入れるとは限らないので、ご注意を。
嘆きの壁を上から見えるスポット。
武道館風、金の玉ねぎ。
階段に腰かけて歌う奥様たちの団体など、平和な姿です。
イスラム教徒の人しか中に入れませんが、外からでも十分イスラム建築を楽しめます。
突如とあらわれる、椅子付き手洗い場。
お寺の手水舎みたいなものだろうなとは思うんですが、
これ座ったら確実に足ぬれる…。
使ってる人は見かけなかったので正しい使い方は分かりません。
オリーブ畑のある裏手で遊ぶ若者たち。
ここだけ見ると単なる公園の様。
お墓
旧市街横の山「オリーブ山」も観光スポットのひとつですが、
体力的にきつかったので、上りませんでした。
ライオンゲートあたりから出たオリーブ山方面の景色が
これ。
お墓。
圧倒的な量のお墓が壮観です。
みんな聖地の見えるところで眠りたいのでしょうか。
教会やモスクよりも、不思議とスピリチュアル。
過去から連綿と続く、宗教都市を感じられます。
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最後の晩餐の部屋
そして、かの有名な最期の晩餐です。「みんな顔を伏せてください、
この中に裏切りものがいます。先生怒らないから、正直に手をあげなさい。」
のくだりとかですよね。(よくわかってない)
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたこの絵で有名なひとコマです。
その舞台が(諸説ありですが)この目で見れるなんて、
ちょっとテンションあがります。
これがダビデの墓。この上に最後の晩餐の部屋があります。
建物は修道院の、様なつくり。
そして、最後の晩餐の部屋。登場
ドーン!!!!
うん?なんか違くない?
むしろ、類似しているところを探すのが難しいぐらい、違う
というか、ダヴィンチが最後の晩餐を実際に見て絵を描いたわけではないので
違うのは当たり前なんだけれども、あの絵の部屋をイメージしていくと
がっかりするので、注意。
でも、「最後の晩餐の部屋」だと思うと、絵とは全然ちがくても、
歴史上のおおきなターニングポイントが起きた空間に時代を超えて
立つことができるのは胸熱ですよね。
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おまけ(旧市街の路地)
旧市街の中は細い道が入り組んで、迷路みたい
香辛料屋さんや
お菓子屋さん
たいがい観光客でにぎわっています。
が、
一歩入ると
・・・
暗っ!
微妙にひとけがないのが恐怖心をあおります。
ただの肉やだけど、無意味にこわい!
ちなみに滞在期間中、イスラエルで治安が悪いと
感じたことはありませんでした。
が、人気がない路地は国に限らずあまり安全とは言い難いので
注意した方がよいですね。(自戒の念)
ざっとですが、1日がかりで回ったイスラエル。
そこここに宗教的に重要な施設があるので、全然まわり切れ
ませんでした!もう1回行きたい!