どこからも遠い四畳半

とりあえず日記

イスラエル4泊5日弾丸ツアー(その⑤:ベツレヘムまで来たらマルサバ修道院は行った方がいい)

まずベツレヘムの超メジャー観光スポット、The Walled Off Hotel分離壁を見た

訳ですが、 

omoebatokunikitamonda.hatenablog.com 

その後行った「マルサバ修道院」これがめっちゃよかった

ベツレヘムまで来たらマルサバ修道院は絶対行った方が良い。おススメ。

ベツレヘムまで来たらっていうシチュエーションがあるかわからないけど)

 

その前に、ベツレヘムの最重要スポット降誕教会に

The Walled Off HotelからGoogle Mapを見ながら進みますが、

これあってるんかと不安になるぐらい街が静か。

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観光案内所もお休みでさらに不安になる。

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これが降誕教会か!と思って入ったら全然ちがった。
さすがにキリスト氏の生まれ故郷とあって、教会だらけ。

 

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それからさらに10分ほどずんずん進むと
やっとにぎやかな道を発見して一安心。

清水寺の前の坂みたいな感じで、ここだけ栄えてる。

 

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やっと着いたぜ、教会前。こんな感じでタクシーが止まってます。

画像見返したらこの正面のタクシーのおっさんが後でマルサバ教会に乗せてってくれる

ドライバーなんですが、めっちゃ目あってる。カメラ目線。完全ロックオンされてた。

 

降誕教会前は何か若者がダンスのイベントをやってたり、

鬱屈とした街かと思ってたが、そんなことはなかった。

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教会は大きいのに入口が小さい。頭ぶつけそう。
躙り口的なセンスかな、と思いつつ頭をぶつけないように気を付けて入る。

 

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観光客にかかれば厳粛な教会もセルフィースポット。

しかし楽しそうなので、キリスト氏もきっと喜んでると思う。

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事前調査せずに行ったので、何かがわからなかったのだけれども

「何か」にみんなが並んでました。ディズニーランドぐらいの並び列。

後で調べたら、キリスト氏が生まれたまさに「その場所」を見る行列だった模様。

信仰心がなさ過ぎて申し訳ないのだけれど、この行列はスルー。

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祭壇的な場所はかなり派手。クリスマスツリーのセンスを感じる。

 

教会を出てタクシー乗り場を探しましたが、よくわからずウロウロしていたら

教会前で先ほどのドライバーに声をかけられました。

マルサバ修道院までのタクシー代については、ネット上で諸説あり。

往復と修道院での1時間の待機込みで85シェケルから200シェケル

かなりレンジがありますが、今回は提示値の120から100シェケルに値切りました。

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途中でお昼を買ってくれました。ひとりだと行かないタイプの店なので

うれしかったです。ファラフェルサンド。

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 20分ほど走ると全然景色が変わってきます。

こういう荒涼とした風景、日本にはあまりないので、こういうの見ると

海外来たかいあるよなと常々思います。広大すぎて写真では表現できない凄さ。

 

この丘の向こうが死海だと、ドライバーが教えてくれます。

今日はうち泊まっていけばいいから、明日死海連れてってやるよ。など

なんとも鷹揚な提案をしてくれますが、丁重にお断りなどしていると、

修道院に着きました。

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うん、思ってた景色とちがう。

かなり観光客の姿もありますが、修道院の全体を見るには谷の反対側から

見ないとならず、あっちに車で行けないのか、と言うと、

四駆じゃないと無理。とそっけない。先ほどまでの鷹揚さはどこいった。

 

歩いて谷を降りて、反対側に上ってまた帰ってくると1時間はかかるよ、

大変だよ!と脅されますが、ここまで来たからにはいかねばなるまいと

道なき道を降ります。本当に道がないので、途中でどこから降りたら

いいかわからなくて泣きそうになりました。

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滑ったら、落ちて軽くケガぐらいはしそうなので、

サンダルとかはやめた方がいいと思います。

 

で、泣きながら急斜面を上ると見えるのがこちら

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めっちゃきれい。

女人禁制の修道院なので、男性しか中には入れませんが、

女性でもこの景色を見るだけでも十分に価値はあると思います。

 

超観光地の降誕教会と違ってほとんど人もおらず

辛い谷越えで死の恐怖に向き合ったせいもあってか、

非常に敬虔な気持ちになれます。そして、めっちゃきれい。ちょっとラピュタみたい。

 

帰り道、なぜかドライバーが自分ち寄ってお茶飲まないかと、

誘われました。こういうのには騙されるタイプの人間なので、

そのまま家にあげてもらいお茶をごちそうになり

さらには娘と奥さんまで紹介されました。(奥さんは写真NGだった)

 

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 そう、こんなかわいい娘たちを養わなきゃいけないんだったら

120シェケルぐらい稼がないとね、という気持ちになって

 最終的にはチップ込みで120シェケル渡しました。(値切った意味

 

バス停まで送ってもらい、ここでベツレヘム日帰り観光は終了。

シャバット(安息日)明けの盛り上がる、エルサレムに帰ります。