安藤百福氏の偉業が学べるカップヌードルミュージアムに行ってきた
きのう、大量のパフェを食べたあとお腹いっぱいなのになぜか無性にカップヌードルが食べたくなった。甘いもののあとにはしょっぱいもの。
omoebatokunikitamonda.hatenablog.com
きのう買って帰ったカップヌードルのパッケージがなぞの武士仕様なので調べたところ、日清食品60周年とのこと。
日清食品で思い出すのが、創業者の安藤百福氏が健康の秘訣を聞かれ、毎日チキンラーメンを食べていたこと。と答えたという話。こんなプロモーションに長けた人はいなかろう。
あと、「百福」っていう名前がすごいな。と常々思ってました。
かなりWikipediaの内容が充実してますが、一文無しになったり拷問されたりと福が百とは言い難い、かなり壮絶な人生を送っていらっしゃる。
そういえば、この秋の朝ドラ「まんぷく」もこの安藤百福氏の話らしいです。
NHKの朝ドラって「マッサン」とか食品メーカー創業者系枠あるんですかね。
横浜にあるカップヌードルミュージアムが有名ですが、発祥の地「大阪池田」にも同じくカップヌードルミュージアム安藤百福発明記念館があるらしい。
ちなみに横浜は入場料500円かかるが、池田は無料。太っ腹。
と思った瞬間には電車に乗っていました。
まず阪急の池田駅に降り立つ。普通のキオスクなのに、カップヌードル推し。すでに、百福の影を感じます。
駅のバスロータリーにもこのひよこラッピングのバスが。日清食品の城下町ですね。
駅からは線路沿いに進み途中で曲がるが、常にひよこのサインがあるので迷うことはなさそう。(ちなみに、このキャラクターの名前を検索したところ「ひよこちゃん」でした。もう名前すらつけていないシンプルさ)
そして登場。でかい。
ちなみにこの向かいの普通のお家が「安藤」の表札だったんですが、これがご自宅なの
でしょうか。むしろ無関係な安藤さんだったらかなり嫌だろうから、きっと実家かもしくは親族の家なんでしょう。
カップヌードルに乗って出迎えてくれる安藤氏。
無料なのでそのままエントランスは受付もなく入れます。
過去に販売した商品がばーっと並んでるコーナーも。
個人的に気になったは1989年に発売の「スーパーボイル」なる商品。今、コンビニに並んでいてもおかしくないぐらいのかわいらしいデザインのパッケージに気合を感じるも、悲しくもシリーズ化されていないことで売上を察する感じ。
きっと時代を先取りしすぎちゃったんでしょうね。
グリコのおまけ的なものもやってたみたいです。お菓子付きラーメン。斬新。
その他、地方限定ラーメンなどをその場でたべられるコーナーなどもあり無料とは思えない充実ぶりです。
しかし、ここにきてほぼ全員がやってると思われるのが、オリジナルデザインのMYカップヌードル。これはやるしかないでしょ。
300円でベースとなる「カップ」を買います。
で、手を消毒した後、自分でカップに絵を描きます。
描けたら、好きなスープと具材を4種選びます。
ちなみに僕はベーシックのスープと、コロチャー・チャーシュー・キムチ・ネギにしました。
で、そのあと逆さまにひっくり返してパックして完成です。
カップのデザインにセンスがでますね。
めちゃくちゃ楽しかった。別にひとり1個の制限ではない様なのでお土産にも最適です。
2階はチキンラーメンを手作りできるクッキングスタジオみたいなのがあります。これは参加要予約です。
その他、安藤氏の生前使用されている品などが展示されているほか
安藤氏の格言的なものも。
ここでモニターで安藤氏の経歴などを振り返る映像が流れているのだがBGMが
CMのあの曲
Mr.Childrenのタガタメ。サブリミナル効果でなにか仕込まれてるんじゃないかというぐらいにこの曲を聞くと条件反射的に感動で嗚咽がこみ上げてきます。
きょうもモニターの前で危うく号泣しそうになりました。
このCM本当にいいCMでしたよね。
あらためて見るとこのCMの「NO BORDER」のメッセージは、日清食品の食足世平「食は足りてこそ世の中が平和になる」という企業理念を具現化したものだったんですね。
いや、重ね重ねいいCM。
そんなこんなで無料とは思えない充実ぶりでした。安藤氏の格言などビジネスマンもぐっとくる仕様なので、お子様連れの方はもちろん大人でもめちゃくちゃ楽しめるとおもいます。
むしろ大人が来た方がいい。
ちなみに駅前の道すがらには「一風堂」があるので、麺欲の高まってしまった人はこちらという選択肢も。
(あと、安藤氏の格言に「人類は麺類である」というものがあります。それとの関係性は不明ですが、南方にある「人類みな麺類」という店は非常に食べログ評点が高いのでいつか行きたいと常々思っています。)
6月4日はじめてのことをしてみる
…カップヌードルミュージアム大阪池田にいってみる